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  テーマ68 部下の長所を伸ばして育成する 
        管理職者の部署は卓越した部署になる
      
 
 
■管理職者として部下の才能を伸ばす努力が 
 卓越した部署をつくる
 
 
 
「穴を深く掘るためには回りを広げなければならない」 
と言われるように多くの人は、 
自分の得意な分野を中心に周辺知識を広げていきます。
  
また、長所が伸びると自信が着き、心にも余裕が生まれ、 
短所も改善していくという現実も多く見かけるところです。
  
会社で行う仕事もできるだけ、 
本人の強みや得意な分野が生かせるような 
仕事の与え方を行うことが重要です。
  
「○○さんは、この分野が強いから、 
 この仕事通してさらに勉強し、磨きをかけていってほしい、 
 私もできるだけの応援もするし、 
 分からないところはいつでも聞いて下さい。」
  
このような指導、育成を行っていくとその部下の方は、 
ぐんぐん力をつけて行きます。
  
そして、このような会話が一人ひとりの部下の方と 
確実に行うことができる管理職者の部署は、 
大きな力を得ることができます。
  
 
 
■部下に将来の希望とそれを達成するための道筋を与える
 
 
 
部下の方にとって、仕事をする上での大きな 
動機づけの一つとなるものは、
  
自分の得意な分野や行いたいと思っている分野で、 
成長した自分の将来の姿がイメージできることにあります。
  
自分の成長した姿がイメージでき、 
しかもそれを実現するための道筋が描けると、 
日々の仕事をする上での大きな動機づけとなります。
  
人は、本質的にいい仕事をしたい、 
仕事を通して成長していきたいという気持ちを持っています。
  
将来の姿やその実現のための道筋がみえると、 
経済的な収入を得るために働くという動機を超えて、 
大きな動機づけになることは間違いありません。
  
管理職者の方は、部下の適性や希望を見極め、 
部下の3年後のあるべき姿をイメージするとともに、 
それを実現するための道筋を示し、部下と共有することが必要です。
  
管理職者の方からの一方的な押し付けではなく、 
3年後に部下は、どのような能力を身につけ、
  
どのような仕事ができなければならないのか、 
どのような役割を担っていなければならないのかを、
  
イメージしたものを部下に話し、部下の希望や意向を確認し、 
お互いに納得した上で、3年後のあるべき姿、 
目標と行動計画を設定することが重要です。
  
部下は、3年後の自分の姿、目標、実現のための行動計画が 
明確にイメージでき、それが希望に満ちた、 
納得できるものであると日々の仕事の大きな動機づけとなります。
  
 
 
■自部署を百花繚乱にする
 
 
 
部下の方一人ひとりは、 
見事な花を咲かせることができる力を持っています。
  
管理職の方には、花を育てるように、 
適切なタイミングで、適切な指導や援助を、 
意識的、計画的に行うことが必要です。
  
部下の指導、育成を適切に行うことにより、 
部下一人ひとりの能力を最大限引き出し、 
自部署を常に百花繚乱状態にすることができます。
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
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